ヒメアカネ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】アカネ属
  • 【和名】ヒメアカネ
  • 【学名】Sympetrum parvulum

アカネ属の中で一番小さいトンボ。顔面が真っ白で斑が何もないのが特徴。北海道・本州・四国・九州に分布し、丘陵地や低山地の湿地や休耕田に生息。6月中旬ころから出現し、12月初めころまで見られる。メスはマユタテアカネ無色透明型に似ているが、産卵管に違いがある。泥中に強く産卵管をつきさすような産卵「挿泥産卵」をするので、オニヤンマのメスのような産卵管がある。

オス ♂

ヒメアカネ

2024/9/17 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/250 F2.0 ISO 100 LrC

ヒメアカネ

2024/9/17 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/125 F2.8 ISO 100 LrC

ヒメアカネ

2024/9/17 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/250 F4.0 ISO 100 LrC

ヒメアカネ

2024/9/17 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/100 F4.0 ISO 100 LrC

メス ♀

ヒメアカネ

2024/9/20 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/80 F4.0 ISO 200 LrC

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観 察 記

2024年9月17日 久しぶりの姫

なかなか出会うことが少なかったヒメアカネ。出会ってもすぐに逃げられ撮影ができないでいた。今回ヒメアカネをメインで撮影するため、産地へ出向いた。池の周囲はリスアカネばかりで他の種がいない。いてもアキアカネとマユタテくらいでヒメアカネの姿はなかった。メインゲストがいないので少し心配になってきた。池から少し離れた草地を散策すると、小さな可憐なアカトンボを発見。数年ぶりの再開で、とても嬉しかった。今日も35℃を越え、この時期としては狂った暑さだ。暑さから逃れるためか、日陰になっている草地に数頭いた。オスの撮影を終えメスを探すがなかなか見つからず、この暑さと足にからみつく草が体力を消耗させる。メスは次回とのことで退散。

観察記

2004年9月12日 オスでも女性的

ヒメアカネを初めて見たとき、なんて可憐なトンボだろうと思った。顔が白くとまっている姿がオスでも女性的に見えてしまうからだ。撮影する時期は草が枯れ始める秋のため、枯れかかっている草木にばかりとまるので、いいシチュエーションでの撮影ができないのが悔しい。

観察記