- 【科】トンボ科
- 【属】アカネ属
- 【和名】ヒメアカネ
- 【学名】Sympetrum parvulum
アカネ属の中で一番小さいトンボ。顔面が真っ白で斑が何もないのが特徴。北海道・本州・四国・九州に分布し、丘陵地や低山地の湿地や休耕田に生息。6月中旬ころから出現し、12月初めころまで見られる。メスはマユタテアカネ無色透明型に似ているが、産卵管に違いがある。泥中に強く産卵管をつきさすような産卵「挿泥産卵」をするので、オニヤンマのメスのような産卵管がある。
オス ♂
2017/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1250 F2.8 ISO 200 LrC
2011/8/27 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/250 F8.0 ISO 200 LrC
メス ♀
2004/9/12 - SONY DSR-TRV30 F1.8 12.9mm 1/500 F4.0 LrC
交 尾
2004/9/12 - SONY DSR-TRV30 F1.8 17.1mm 1/500 F4.0 LrC
観 察 記
2004年9月12日 オスでも女性的
ヒメアカネを初めて見たとき、なんて可憐なトンボだろうと思った。顔が白くとまっている姿がオスでも女性的に見えてしまうからだ。撮影する時期は草が枯れ始める秋のため、枯れかかっている草木にばかりとまるので、いいシチュエーションでの撮影ができないのが悔しい。