【科】トンボ科

【属】アカネ属

【和名】ヒメアカネ
【学名】Sympetrum parvulum
 

アカネ属の中で一番小さいトンボです。顔面が真っ白で斑が何もないのが特徴です。しかし、雌はマユタテアカネの無色透明型にそっくりです。北海道・本州・四国・九州に分布し、丘陵地や低山地の湿地や休耕田に生息してます。6月中旬ころから出現し、12月初めころまで見られます。

 

 

雄は成熟すると腹部のみ真っ赤になります。顔面が白いのが特徴です。

 
 

2004年9月12日撮影

 

 

雌はマユタテアカネ無色透明型にそっくりですが、違いは産卵管にあります。ヒメアカネの雌は、泥中に強く産卵管をつきさすように産卵する、「挿泥産卵」をする関係でオニヤンマの雌のような産卵管があります。

 
 

2004年9月12日撮影

 

 
交尾は植物などに止って行います。
 
 

2004年9月12日撮影

 

 

ヒメアカネは、生息している場所が山間の湿地などのため、撮影に気を遣います。希少な湿地性植物などが生息していたり、踏み荒らすとそれらが絶滅してしまう可能性もあるからです。ですのであまり近づいての撮影ができないため、めいっぱいズームをかけての撮影になります。初めて、この種に出会ったとき、なんて可憐なトンボだろうと思いました。顔が白く止まっている姿が女性的に見えてしまうのは私だけ?でも、撮影するには草が枯れ始める秋のため、枯れかかっている草木にばっかりとまるので、いいシチュエーションでの撮影ができないのが悔しいです。

(2004.9.12)