【科】トンボ科

【属】ハネビロトンボ属

【和名】ハネビロトンボ
【学名】Tramea virginia
 

ヒメハネビロトンボに非常に似ているが後翅の茶褐色斑に黄色の縁があることから区別されます。ヒメハネビロは八重山諸島特産種で、沖縄本島では個体数はそれほど多くないそうです。沖縄本島では、ハネビロトンボとコモンヒメハネビロトンボをよく見かけます。南西諸島以外にも広く九州・四国・本州などの太平洋沿岸地域での発見も相次いでいます。八重山諸島では通年見られますが、それ以外では春早くから秋遅くまでの記録となっています。

 

 

腹部は赤く、先端部が黒くなっています。後翅の基部に茶褐色斑があり、茶褐色班の周りに細く黄色っぽい縁があります。水辺のそばの広く開けた草地の上をよく飛んでおり、しばらくすると枝先に止まります。

 

沖縄本島

2016年9月5日撮影

 

沖縄本島

2016年9月5日撮影

 

 

沖縄トンボ観察ツアーの最終日に、このトンボ目当てで目的地に行く。午後からは雨の予報だったので午前中勝負。現地に着くと、木の枝先はウミアカトンボが占拠している。草地を飛んでいるのはウスバキトンボばかり。最終日に空振りはしたくないな〜、すると水辺にハネビロのつがいが飛んできた。おーっつ、きたーっ、が、しかしそのつがいはさっさとダムのほうへ消えていった。ありゃっ、そうして意気消沈していると、ベンチのある草むらでハネビロっぽい固体が飛んでいる。コモンの可能性があるので近づいて見てみると、翅の紋がでかい。これはまさしくハネビロトンボ。すると突然枝先に止まった、これはラッキー、抜き足差し足、息を止めて近づく。(ちょいと大げさ)そしてようやく132種目の未観察種の撮影に成功したのである。

(2016.9.5)