【科】トンボ科

【属】ベニトンボ属

【和名】ベニトンボ
【学名】Trithemis aurora
 

雄は成熟すると全身紅色に染まる、その名の通りのトンボです。九州から沖縄地方までが分布域だが、希に四国南部でも発見されている。おもに平地や丘陵地の流れがせきとめられた挺水植物が繁茂する沼や滞水などに生息します。八重山地方では3月から出現し11月まで見られます。

 

 

ベニトンボの未熟固体は、ショウジョウトンボと同じで黄金色をしており、複眼はアカネと同じような感じです。この頃は胸の黒条もはっきりしてます。一度、赤みが強くなってくる中途半端な状態のを見てみたいものです。雄の成熟は全身紅色に染まり、沖縄名物「紅いも」を思い出してしまいます。羽の基部は茶色ですが翅脈は紅色で、とてもきれいです。

 
 

2016年9月3日撮影

 
 

2008年10月29日撮影

 

 

雌は紅色になることなく黄金色の翅とアカネ属のようなとんぼの胴体をしています。複眼もアカネと同じ感じです。腹部の黒い斑が竹のように感じます ね。

 
 

2008年10月29日撮影

 

 

石垣島を走り回っていると、水辺には必ずこのトンボがいる、とにかく紅色がすごすぎる、かなり目立つ、島に行くと試し撮りの相手である。まずベニトンボでカメラの調子をみながら本命にうつります。なんて失礼なと言われているかも、雄は警戒心が強いが、雌は以外におとなしいです。でも雄の翅脈の紅色のきれいさはなんとも言えません。

(2005.7.22)

 

初めての石垣島、どんなトンボがいるかわくわくドキドキ、同僚がトンボのいそうな場所へ連れて行ってくれた。その場所では、初めて見る、オキナワチョウトンボやホソミシオカラトンボ・マサキルリモントンボと心の中で悲鳴をあげながら撮影に没頭した。そして夕方、夕日のきれいな海へ行き、サトウキビ畑でキビをもいでかじっていると、水路の草にトンボが止まっていた。近づいてよく見ると、見たことのないトンボ。とにかく撮影、帰京してから図鑑とにらめっこ、んっ?ベニトンボの雌?それが初撮影でした。

(2005.6.11)