ベニヒメトンボ

準絶滅危惧 NT

  • 【科】トンボ科
  • 【属】ヒメトンボ属
  • 【和名】ベニヒメトンボ
  • 【学名】Diplacodes bipunctatus

沖縄に生息するヒメトンボを、赤くしたようなトンボ。国内では小笠原諸島にしか生息していない。掲載している写真は、グアムで撮影したもの。おもに平地や背丈の低い挺水植物が繁茂する池・沼・湿地などに生息。小笠原諸島では2月ころから出現し11月末まで見られる。メスは水域を離れた木立のある低い草丈に生息。

オス ♂

ベニヒメトンボ

2004/11/14 - SONY DSR-TRV30 F1.8 8.5mm 1/100 F4.0 LrC

ベニヒメトンボ

2004/11/14 - SONY DSR-TRV30 F1.8 8.0mm 1/60 F3.4 LrC

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観 察 記

2004年11月14日 突然の雨でメスが

グアム旅行の時、たまたま誰も行かなさそうな場所で偶然見つけた。景色の写真を撮っていると、足下をちょろちょろと動く小さな赤い物体を発見。最初は何トンボかわからず、とにかく撮影しようと思ったら、そこは南国、いきなり雨が落ちてきた。カメラが濡れてしまう、証拠写真でもと思い何枚か撮影。そして雨がひどくなってきたので駐車場に止めてある車に乗ろうとしたら、駐車場脇の草むらになんとメスが群れている。しかし、同僚にせかされ撮影できずにその場を去ることになってしまった。今度チャンスがあれば、もう一度オス・メスともにしっかり観察したいと思いながら、日本へと帰国。できれば小笠原で撮影してみたいね。写真は横井ケーブの入り口で家畜が臭かった。

観察記