【科】サナエトンボ科

【属】ダビドサナエ属

【和名】クロサナエ
【学名】Davidius fujiama

 

腹部にほとんど黄斑がなく、黒いことからこの名がつきました。日本特産種で本州・四国・九州に分布し、おもに山間の渓流に生息してます。4月末ころから出現し、7月初めころまで見られます。

 

 

腹部にほとんど黄斑がないのが特徴です。胸部の黒条が2筋型です。

 

 

2004年5月8日撮影

 

山間の渓流域で見ることができます。午前中は、比較的、雌のほうがひなたぼっこをしてますね。雄の姿がありません。雌は腹部が太く横に黄色の模様があります。胸の黒い条が2つ平行にならんでいて、胸部下のほうは黒くなっています。ここの部分でダビドサナエを区別がつきます。

 

 

2015年5月23日撮影

 

渓流の岩の上で羽化している固体を見つけました。この段階では何トンボかわからなかったが、殻から出て翅が伸びきった体の黒い筋で判断がつきました。

 

 

2004年5月8日撮影

 

 

ムカシヤンマが生息する渓流域で、歩いていると小さなサナエが飛び立ちます。近ずこうとすると、自分の背より高い葉に移動してしまうのでなかなか撮影が難しいです。今までなかなかクロサナエを撮影することができなかったが、今回は雌の撮影ができてよかった。このトンボはダビドサナエに非常に似ているため、同定するのに苦労します。

(2015.5.23)

 

ムカシトンボの観察に行ったときに、このトンボに出会いました。ちょうど羽化シーズンにあたり、あちこちの岩に羽化中の個体が何頭かいました。このときは、まだ子供達が小さく、羽化している個体をすぐに見つけてくれて非常に助かりました。大人目線ではなかなか見つけられない個体も、子供にとってはあっけなく見つかってしまうのでしょう。なので撮影に集中しようとすると、すぐに「ここにも、あそこにもいるよ〜!」見て見て〜とせかされてしまいピンボケ写真の連発。次回、ゆっくりと撮影しにきたいものです。

(2004.5.8)