フタスジサナエ

準絶滅危惧 NT

  • 【科】サナエトンボ科
  • 【属】コサナエ属
  • 【和名】フタスジサナエ
  • 【学名】Trigomphus interruptus

フタスジサナエは日本特産種で、西日本に分布する。主に平地から丘陵地の池沼、水田、畦間を流れる溝川などに生息する。コサナエに酷似するが、胸部に2本の黒色条があることで区別できる。

オス ♂

フタスジサナエ

2026/5/16 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 135mm 1/400 F8 ISO 200

フタスジサナエ

2026/5/16 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 135mm 1/1000 F5.6 ISO 400

フタスジサナエ

2026/5/16 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 135mm 1/200 F7.1 ISO 200

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観 察 記

2026年5月16日 トンボ返り

毎年、西日本産のコサナエ属の撮影は大きな課題となっていた。春は仕事が忙しいうえに沖縄遠征も重なり、なかなか観察に訪れる機会を作れずにいたのである。そこで今回は思い切って新幹線を利用し、日帰りで観察へ向かう計画を立てた。当日は天気にも恵まれ、気温も上昇。まさに絶好の観察日和となった。目的地に到着すると、さっそく木道を歩きながら探索を開始する。しかし、目に入るのはヨツボシトンボやシオカラトンボばかり。ここは間違いなく生息地のはずなのだが、肝心のコサナエ属の姿が見当たらない。次第に焦りが募り、「もしかして、すでに終息してしまったのではないか」という不安が頭をよぎる。散策を始めて30分ほどが経過した頃だった。突然、木の上から1匹のサナエトンボが舞い降り、木道にとまった。逃げられないよう慎重にカメラを向けて撮影する。確認した写真に写っていたのは、念願だったフタスジサナエだった。ようやく出会えたことに安堵し、まずは撮影できたことに胸をなで下ろす。結局、この日確認できたのはオス2頭のみ。時期的にすでに終盤だったのかもしれない。それでも、なんとかギリギリ間に合ったようである。しかし、もう一つの目的だったオグマサナエの姿を見ることはできなかった。

観察記