- 【科】ミナミヤンマ科
- 【属】ミナミヤンマ属
- 【和名】イリオモテミナミヤンマ
- 【学名】Chlorogomphus iriomotensis
イリオモテミナミヤンマは八重山諸島の特産種で、西表島のみに分布する。森林に囲まれた渓流域に生息する。オスはカラスヤンマに似るが、メスは翅に黒色の帯が現れるのが特徴である。4月下旬に出現し、8月頃まで見られる。
オス ♂
2026/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/2000 F5.6 ISO 400
2026/5/11 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 135mm 1/125 F8 ISO 400
メス ♀
2026/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 70mm 1/2000 F4.5 ISO 200
観 察 記
2026年5月11日 星砂の浜
梅雨入りした西表島。空は厚い雲に覆われながらも、ときおり気まぐれのように雨がやみ、わずかな晴れ間が顔をのぞかせる。昨日はまさにそんな“隙”に恵まれ、念願だったイリオモテミナミヤンマの撮影に成功した。しかし、この時期特有なのか摂食飛翔が中心で、思うように狙いを定めることができず、飛翔撮影には相当手を焼かされた。そして本日。朝から容赦のないどしゃぶりの雨。さすがに観察は不可能と判断し、潔く予定を変更。雨中観光へと切り替え、星砂の浜へ向かうことにした。道中はワイパーが追いつかないほどの激しい雨に見舞われ、「今日は完全に外れ日か」と半ばあきらめかける。ところが、浜に到着した途端、まるで合図でもあったかのように雨がやみ、雲の切れ間から光が差し込んできた。先ほどまでの荒天が嘘のようである。誰もいない静まり返った砂浜に降り立ち、夢中で星砂を探すと、ほどなくしていくつか見つけることができた。空はさらに明るさを取り戻していく。このまま終わるにはあまりにも惜しい。そう判断した私は、昨日イリオモテミナミヤンマを撮影したあの場所へ、再びハンドルを切ることにした。

