【科】カワトンボ科

【属】カワトンボ属

【和名】ニホンカワトンボ
【学名】Mnais costalis
 

DNA解析でようやく2型でおちついたカワトンボ。

ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボに分けられました。

・オオカワトンボ→オオカワトンボ→ニホンカワトンボ

・ヒガシカワトンボ→オオカワトンボ→ニホンカワトンボ

・ニシカワトンボ→カワトンボ→アサヒナカワトンボ

アサヒナカワトンボと何が違うかはよくわかりませんが、特に関東圏には混在してる地域もあり、専門家による生息場所の分類が進んでいるため、こちらは撮影した場所でニホンカワトンボとさせていただきました。ニホンカワトンボは翅の色が特徴的で、雄は橙色をした翅と無色の翅の2種類存在します。地方にはこの橙色の翅がより茶色かったり、地域によって変異があります。平地や丘陵地の挺水植物が繁茂する清流に生息しており、北海道から九州まで広く分布しており、4月上旬から9月ころまで見られます。

 

 

橙色翅型の未熟は、白くなっている部分が成熟するにつれ濃い橙色になります。鮮やかな橙色の翅になった雄は、金属光沢の体に白い粉をまとうようになります。 DNA解析でようやく2型でおちついたカワトンボ。

 

橙色翅型

2015年5月30日撮影

 

無色翅型は未熟から成熟まで翅は無色のままで縁紋だけが茶色くなります。胸部から腹部にかけてと、腹部先端部に白粉が帯びてきます。

 

無色翅型

2013年6月25日撮影

 

 

雌はあざやかな金属光沢色をしており、縁紋は白です。交尾後、単独産卵をし、雄がそばで見守っています。

 
 

2015年5月30日撮影

 
 

ムカシトンボやムカシヤンマを撮影しに、山間の渓流に行くと最初に現れる。カワトンボはどうしても翅が橙色したほうを追っかけてしまう。私がよく行くフィールドでは橙色型より無色型のほうが多いような気がする。ムカシヤンマの産卵を狙って河原で待機している間にこのトンボを撮影、そうこうしているうちに交尾が始まり、雌の単独産卵が始まった。本命が現れないので、しばらくカワトンボの撮影に夢中になった。なかなか、カワトンボを真剣に撮影しないので、今日はムカシヤンマをあきらめニホンカワトンボをがんばってみた。交尾態も何枚か撮影したのだが、三脚を車から持ってくる前だったのでピンボケ連発 。悲しい結果になってしまった。手持ちのマクロ撮影は厳しいな〜。

(2015.5.30)

 

翅のオレンジがとてもきれいですが、思うような写真が一枚もないのが悲しい。飛んでいる姿もオレンジの翅が目立ち、楽しませてくれる。丘陵地の用水路で1匹の雄が集団で産卵する雌を警護していたのには驚き、無色翅型のほうが勢力が弱く、いつもオレンジ色に負けている。

(2006.5.4)