【科】カワトンボ科

【属】クロイワカワトンボ属

【和名】クロイワカワトンボ
【学名】Psolodesmus mandarinus kuroiwae
 

胸部は緑色の金属光沢に、青白い粉が溝のようにふいていて、翅の先に黒い斑紋があるのが特徴です。石垣島と西表島の特産種です。山間の森林に囲まれた陰湿な渓流に生息しています。行動範囲は広く、渓流から離れたじめじめした林の中でもときおり見かけることがあります。名前は明治時代に沖縄の昆虫相の解明に貢献した黒岩氏にちなんだものであります。

 

 

雄の胸部はすすけた金緑色をしており、溝の部分に青白い粉が吹いてます。翅はほぼ透明で、翅の先に薄い黒い斑紋があるのが特徴です。

 
 

2008年8月28日撮影

 

 

雌の翅は中央部が焦茶色をしており、翅の先端の黒斑が雄より大きいのが特徴的です。

 
 

2005年7月27日撮影

 
 

陰湿な空間が好きなこのトンボは撮影に苦労します。コンデジだと暗すぎてピントが合わない、したがって、ゴミになる写真が山ほど発生します。石垣島で初めて出会ったときは、ほんとにハブが出そうな渓流で集団でたむろしていました。しかし、びっくりしたのは、その陰湿な場所にある廃墟の小屋で寝ていた人がいたのです。沖縄ブームで自転車を飛行機に載せて、やってきたのでしょうが、こんなところでよく寝れるな〜と関心しました。自分は怖くてとてもじゃないけど寝袋一つでは寝られないです。逆に海辺のベンチのほうが寝れるのではと思ってしまいますが、いつ降ってくるかわからないスコールを考えると屋根がないときびしいですね。

(2005.7.27)