【科】イトトンボ科

【属】クロイトトンボ属

【和名】セスジイトトンボ
【学名】Cercion hieroglyphicum

 

このトンボはムスジイトトンボ・オオイトトンボに非常に似てます。生息場所もほぼ同じで、混生していると見分けるのに苦労します。ほぼ日本全国(南西諸島以外)に生息していますが、北海道や東北では希です。平地や丘陵地の挺水植物が繁茂する池沼や用水路などに生息してます。5月初旬ころに出現し9月末ころまで見られます。

 

 

胸部の黒条の中に筋がはいるのが特徴です。眼後紋はやや大きい。

 

 

2012年5月12日撮影

 

 

雌の黒条に入る筋は雄より目立ちます。雄より雌のほうがやや大きいです。全身、若草色で、ムスジは茶色っぽいので雌に関しては見分けやすいです。

 

 

2012年5月12日撮影

 

 

背筋イトトンボという和名だが、イトトンボはほとんど背に筋がある。とりわけ、背中の真ん中の両サイド横の黒い条の中に体色の筋がはいることからこの名がついたと思われます。池や沼で見つけると、まずデジカメで撮影し、筋があるかないかで見分けます。撮影に行くと、このトンボ目的では出かけず、本命のトンボの撮影が終わった後、もしくはその前あたりでテスト撮影的に撮るか、本命が空ぶったあと、とりあえず撮っておくか、的な感じで撮影する種になってしまっている。(失礼なw)それだけ、池や沼や河川には普通にたくさん生息している種であります。この名前にオオがついてオオセスジとなると話は別次元になります。そのオオセスジイトトンボが生息する場所では、このセスジイトトンボがよく食べられてます。

(2008.6.1)