リュウキュウベニイトトンボ

  • 【科】イトトンボ科
  • 【属】キイトトンボ属
  • 【和名】リュウキュウベニイトトンボ
  • 【学名】Ceriagrion auranticum ryukyuanum

琉球版ベニイトトンボ。鹿児島以南の南西諸島に分布し、八重山諸島ではほぼ年中見られる。挺水植物が繁茂している池・沼や田んぼ・湿地など、流れの速い川以外のほとんどの水辺に生息。近年、温暖化の影響か西日本や東日本の太平洋側でも生息が確認されている地域もある。

オス ♂

リュウキュウベニイトトンボ

2024/5/18 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/80 F2.8 ISO 100

リュウキュウベニイトトンボ

2025/4/11 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/1000 F6.3 ISO 200

メス ♀

リュウキュウベニイトトンボ

2025/4/11 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/320 F6.3 ISO 100

リュウキュウベニイトトンボ

2024/7/5 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/400 F2.8 ISO 100

連 結

リュウキュウベニイトトンボ

2024/5/18 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/250 F2.8 ISO 100

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観 察 記

2023年5月28日 少ない

今回の訪問ではリュウキュウベニは少なく感じた。1年中見られるトンボだが、オスが1匹と、交尾態が1と寂しかった。以前は水辺のそばの草むらにたくさんいたが、その姿はなかった。自然探索路を歩いているとたまたま交尾態を見つけた。交尾態は、やんばる以来なので気合を入れて撮影しようとしたが、角度が悪いのと足場もよくないので、良い写真が撮れなかった。

観察記

2019年5月24日 木漏れ日の葉っぱ

やんばる遠征2日目。オキナワコヤマを待ち伏せする。しかし、やってくるのはカラスヤンマとリュウギン、そして珍しくオオキイロがたまにやってくるだけ。川の草むらではいろんなイトトンボがちょろちょろしている。コヤマを待つ間、近くにやってきたリュウキュウベニを撮影。このトンボは木漏れ日が漏れる葉の上に止まっているいるのをよく見かける。宮古パラダイスで撮影したときもそうだが、似たようなシチュエーションが多いのは、このトンボの習性なのだろうか。

観察記

2007年4月23日 宮古パラダイス

宮古島に蝶の楽園「宮古パラダイス」がある。帰りの飛行機まで時間があるので寄ってみた。平日なので観光客ゼロで誰もいない。蝶の楽園とのことで期待通りオオゴマダラがたくさん飛んでいた。この蝶は日本一大きく女王の風格がある。蛹は黄金で見るものを驚かせてくれる。さてパラダイス内に人口の池があるので覗いてみるとムスジがいた。しかし遠くて撮影ができない。すると目の前にリュウキュウベニがやってきた。チャンスとばかりにコンデジマクロで撮影。迫力あるアップ画像が撮れた。

観察記

2005年4月30日 頼むよ同僚

琉球版ベニイトトンボだが、ベニイトトンボと違い繁殖力がものすごいらしい。沖縄の水辺では必ずと言っていいほどいる。石垣島出張で、突如小浜島の大岳に登ることになった。しかし、表の登山口ではなく裏のほとんど道が見えないようなジャングルの登山道から行く。コロボックルが隠れるような大きな葉の周りから、わんさかこのトンボがでてきたときは驚いた。それにしても何故裏から登ったかというと、同行した輩が道を間違えたからだ。展望台のあずま屋に到着した時、蜘蛛の巣と葉に付いていた物体で服は汚れまくりでがっかり。しかも道中とんでもなスコールがおちてきたが、大きなクワズイモの葉が傘代わりになり助かった。東屋で仕事をしていると、普通に観光客が登ってきたとき開いた口がふさがらなかった。

観察記