【科】イトトンボ科

【属】キイトトンボ属

【和名】リュウキュウベニイトトンボ
【学名】Ceriagrion auranticum ryukyuanum
 

リュウキュウ版ベニイトトンボです。ベニイトトンボと違い、超普通種です。複眼はグリーンで胸部も緑色をしています。雄の腹部と顔面が朱色をしています。鹿児島以南の南西諸島に生息し、八重山諸島ではほぼ年中見られます。挺水植物が繁茂している池・沼や田んぼ・湿地など、流れの速い川以外のほとんどの水辺で見られます。水辺のほとんどない小浜島の大岳に登る道脇にも結構います。最近では南方から運ばれた水草等によって、神奈川県でも生息が確認されました。定着してしまうと他の生態系にかなりの悪影響をおよぼすかもしれなとのことです。

 

 

雄の腹部は鮮やかな朱色をしてます。日のあたらない暗い場所でよく見れます。胸部は若草色、複眼はきれいな緑色です。

 

 

2007年4月23日撮影

 

 

雌は全体的に若草色ですが、雄と同様に赤色になる型もいるそうです。

 

 

2005年6月11日撮影

 

 

ベニイトトンボと同じ行動パターンです。連結すると木陰で交尾し、水辺にやってくると写真のように産卵します。

 

 

2005年7月22日撮影

 

 

琉球版ベニイトトンボですが、ベニイトトンボと違い繁殖力がものすごいです。沖縄の水辺では必ずと言っていいほど見られます。石垣島で初めて見たイトトンボですが、小浜島の大岳に登ることになり、しかも表の登山口ではなく裏のほとんど道が見えないようなジャングルの登山を慣行したとき、大きなコロボックルが隠れるような葉の中からわんさかこのトンボがでてきたときは驚きました。それにしても何故裏から登ったかと言うと、同行した先輩が道を間違えたからです。展望台のあずま屋に着いたときには、蜘蛛の巣と葉に付いていた物体で汚れまくりでがっかりです。しかもとてんでもなスコールがおちてきましたが、大きなクワズイモの葉が傘代わりになり助かりました。

(2005.6.13)