【科】イトトンボ科

【属】ルリイトトンボ属

【和名】ルリイトトンボ
【学名】Enallagma circulatum

 

寒冷地に生息するイトトンボで、北海道では平地の池沼でも普遍的に生息しています。本州では標高の高い山岳地の池や沼、湿原で見られますが、西は岐阜県、福井県の県境までと記録されてます。体全体のルリ色部分が非常に多く、この名がつきました。イトトンボの中では中型の大きさです。眼後紋がとても大きいのも特徴のひとつです。

 

 

雄の体は全体的にルリ色部分が多く、とても綺麗なトンボです。

 

 

2016年7月22日撮影

 

 

雄は、雄とほぼ同じ大きさで、緑色型と青色型の2型が存在します。

 

 

2016年7月22日撮影

 

 

3度目の正直。2度、標高の高い池まで遠征したが空振りで観察できず、3回目の挑戦を試みる。久しぶりにルリイトトンボだけを目的に日にちを決め観察することに決めた。しかし、今年の梅雨はだらだらと明けず、決めた日程までに梅雨明けせず嫌な予感がよぎる。週間天気予報が発表されると、毎日、晴れ・曇り・曇り雨と予想が二転三転する。そして雨男の小生、前日の天気予報でも雨くもり、さてどうしようか、また空ぶったらどうしよう、曇りなら、この時期いるだろうと、たかをくくり出かける準備をして早めに寝た。そして朝起きると埼玉は雨。でも信州方面は曇り晴れになっていた!よし、こっちは雨でも行くぞ〜と意気込み、久しぶりに息子と出かけた。ところが高速道路を走って関越に乗っても雨、上信越道に入っても雨、なんだか嫌な予感がしてきた。そして現地についても霧雨、でも予報では昼以降は晴れと午前中、霧雨の中池や草地を探索するが、全く気配なし。時折雨が降ってくる。3回目も空振りか〜、と息子とため息をつくが、息子は絶対あきらめないと強い意気込みをみせていた。午前中1時間半、霧雨の中探索してゼロなので昼ごはんを食べて雨が上がるのを待つことにした。時折、日がさすようになるが、すぐにガスが出てしまう。1時間が経過し、もう心が折れてきて、もう一度探してダメならあきらめようとした瞬間、息子が雌を発見。雌は木の枝の上で雨宿りをしていた。こんなところに潜んでいたのか、見つからないわけだ。それにしてもよくこれを見つけたものだ、息子の執念にびっくりである。貴重な雌を撮影していると晴れてきた。晴れると未熟が数頭飛び立っていく。まだ時期が早かったのか、でもこれで生息していることがわかったので、もう少し粘っていると、ようやくルリ色の綺麗な雄を発見。こうしてようやく写真撮影することができた。しかし、写真をよく見ると、結構ダニにやられているのが多い。雨でじっとしていることが多いのか未熟もダニにやられているのが数頭いた。そして連結固体を発見。ようやく粘ったかいがあった。そして撮影に夢中になり、写真のできばえをチェックしていると後ろの雌がダニまみれである。なんとかわいそうな、あまりにもダニがひどいので掲載するのをやめてしまった。上のオスの写真は連結の雌の部分をカットしたものです。次回晴れの日を狙ってまたがんばるしかない 。

(2016.7.22)