【科】モノサシトンボ科

【属】モノサシトンボ属

【和名】オオモノサシトンボ
【学名】Copera tokyoensis

 

モノサシトンボをひとまわり大きくしたトンボ。モノサシトンボとは生息域が全く異なり、オオセスジイトトンボの生息域と重なっている場合が多いです。利根川の中流域から下流域にかけてと、信濃川及び宮城県に生息してます。河川そばのヨシやマコモ・ガマなどが生息する腐植栄養型の池・沼に生息し、6月ころから9月末ころまで見られます。昨今、河川敷きの開発などで、生息域が狭まれ、レッドデータ最上位ランクに指定されてます。

 

 

雄も雌も体型や体色がほとんど同じですが、雄の後ろ足には白い部分があります。

 

 

2013年6月17日撮影

 

 

未熟個体は赤っぽく、黄緑色へと変化していきます。雌も雄と同じくほとんど同色ですが、雄と違い足に白い部分がないのでわかります。

 

 

2010年7月10日撮影

 

 

第2の生息場所 が意外なところにあった。それは住宅地の中!絶滅危惧種は自然が残っているようなところにいるのではないかと思い込んでしまう。こんなコンクリートの壁に囲まれた遊水地に!逆にこういうところだから、知られなかったかも知れない。利根川流域の古そうな池・沼はそれらしい方々があさっている。千葉県で保護活動をしている場所があるが、年々その個体数は激減しているとのこと。1県に1箇所ないし2箇所程度しか生息場所がなく保護 活動をしていても減っていく。原因はなんだろう、外来種なのか採集圧なのか・・・はっきりとはわからないが、思っているより危険度は高い状態だ。このトンボが毎年、無事でいてくれることを確認すべく毎年観察することを決めた。(2010.7.10)

 

モノサシトンボは丘陵地に行かないと見れないのだが、このトンボが意外に家から近いところに生息しているとの情報を得た。そして現地に行くとあっさりと見つけることができた。このトンボが絶滅危惧種T類に属するなんて想像もつかなった。しかし、この場所意外では生息場所がなく、この場所に何かあったら終わりと思うとゾッとした。しかも、東日本のごく一部の地域のさらに局所的な場所に生息していないとのことなのでなおさらである。(2002.9.23)

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