【科】イトトンボ科

【属】クロイトトンボ属

【和名】ムスジイトトンボ
【学名】Cercion sexlineatum

 

クロイトトンボ属の中で、もっとも暖地に分布しているイトトンボです。宮城県以南から南西諸島まで広く分布しています。特に沖縄の池などでは個体数が非常に多いです。平地の挺水植物が繁茂する池沼や湿地に生息しています。基本的な生態はセスジイトトンボやオオイトトンボと変わらないです。さて名前の由来ですが腹部背面に黒い条が6つに分かれて見えることからつきました。本州では4月中旬くらいから10月中旬まで見られます。

 

 

成熟すると、きれいなブルーの体色に様変わりし、とてもきれいです。三日月のような形をした眼後紋が特徴で、セスジイトトンボやオオイトトンボとよく似てます。

 

 

2008年10月29日撮影

 

 

成熟すると全身茶色化してしまいます。ムスジの雌は比較敵、水辺の側の植物で見つけることができます。

 

 

2008年8月28日撮影

 

 

交尾は、集団で行うところをよく見かけます。雌の頭をぐっと水中に押し込み、雌は潜水しながら水草などの茎に産卵をします。なんだか雌がかわいそうに見えますが、雌の潜水能力は極めて高く、長時間にわたり潜ることができます。

 

 

2004年6月5日撮影

 

 

記念すべきデジカメ撮影第1号のトンボです。近所の池で初めてであったムスジイトトンボ。雄は複眼までブルーでとてもきれいなイトトンボです。それにしても雌は、セスジと間違えてしまいそうなくらいそっくりです。しかし未熟のうちはおもしろい色彩をしていて南国のイトトンボを思わせます。ムスジ・セスジと名前も似てるが、生態も似ている。混成している池などでは撮った写真を拡大しないとわからない場合が多いです。(老眼のせいで・・・)トンボ全般にそうですが、晴れていると元気に飛び回るので、撮影するには曇りか気温が低い早朝がベストですね。

(2002.5.4)