- 【科】イトトンボ科
- 【属】アオモンイトトンボ属
- 【和名】マンシュウイトトンボ
- 【学名】Ischnura elegans elegans
北海道の道北・道東地域と、青森県の一部に分布している。アオモンイトトンボにかなり酷似しているが、生息域はかぶらない。オス・メスとも首の後ろに突起がある。オスの尾部の水色の斑紋はアジアイトトンボに似ている。メスは未成熟から成熟する間に、体色のバリエーションが色々あり、さらに前肩条があるのとないのとがある。北海道では6月下旬から出現し、8月下旬まで見られる。
オス ♂

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/400 F4.5 ISO 100

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/800 F2.8 ISO 200

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/250 F4.5 ISO 100

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/400 F2.8 ISO 100
メス ♀
前肩条がない未成熟個体

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/250 F3.5 ISO 100

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/400 F3.5 ISO 200
前肩条がない未成熟個体

2025/6/21 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/100 F3.2 ISO 100
前肩条がある未成熟個体

2025/6/22 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/400 F3.5 ISO 100

2025/6/22 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/1000 F2.8 ISO 200
観 察 記
2025年6月21日 バリエーションが豊富
マンシュウイトトンボの観察をとても楽しみにしていた。それはメスの体色のバリエーションが豊富で、特にピンクの個体を撮影したかったからだ。アオモンイトトンボやアジアイトトンボのメスは未成熟の時はオレンジ色しかない。しかし、マンシュウイトトンボのメスは、ピンク色・オレンジ色・薄紫色などバリエーションが豊富で、池の草むらに多数群れていると、どの色から撮影しようか迷ってしまう。今回の北海道遠征ではまだ時期が早いため、未成熟個体を撮影することができて楽しめた。
