- 【科】イトトンボ科
- 【属】エゾイトトンボ属
- 【和名】カラフトイトトンボ
- 【学名】Coenagrion hylas hylas
胸部から腹部の黒味が強く、眼後紋のマルの形が大きいのが特徴。北海道のごく一部の地域に生息。池沼や湿原の流れ、湧水などに生息。5月中旬から出現し、8月上旬まで見られる。メスは「青色型」と「緑色型」の2型が存在する。
メス ♀
緑色型

2025/6/20 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F7.1 ISO 100

2025/6/19 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/2000 F2.8 ISO 400

2025/6/20 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1600 F7.1 ISO 400
青色型

2025/6/20 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F7.1 ISO 100
産 卵

2025/6/20 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 400
観 察 記
2025年6月19日 久しぶりの北海道
初の北海道遠征は十勝。北海道にしか生息していないイトトンボの撮影を目指すのだが、2週間天気予報が目まぐるしく変わる為、前日まで天気がどうなるかハラハラドキドキだったが運よく晴れた。レンタカーを借り、早速現地へ到着。それにしても北海道とは思えない暑さだ。暑さが心配だったが案の定、カラフトイトの姿はなかった。このトンボは時間制限があるのであせる。そして、ようやく日陰の草むらにイトトンボを発見。望遠で確認すると憧れのカラフトイトトンボだった。このトンボはイトトンボの中では大きく、貫禄がある。図鑑の中でしか存在しなかったトンボを間近で見ることができ、遠征初日から嬉しさ倍増である。
