【科】イトトンボ科

【属】ヒメイトトンボ属

【和名】ヒメイトトンボ
【学名】Agriocnemis pygmaea

 

コフキヒメイトトンボに酷似した、日本で一番小さなイトトンボです。徳之島以南の南西諸島に生息していますが、生息地が局地的で準絶滅危惧種に指定されています。この日本一小さなイトトンボはコフキヒメイトトンボでも書きましたが、その種よりもやや上流域に生息していると思われます。コフキヒメは流れのゆるやかな水路や水田横の小さなゆるい流れに生息しています。しかしヒメイトトンボは源流域に近いような清流のそばの湿地や草地でよく観察しました。このイトトンボは低い草の間をぬうように飛んでいるため、見つけるにはしゃがんで目をこらさないと難しいです。思わず踏んでしまいそうなくらいのところを移動します。写真ではマクロで大きく写ってますが、ほんとに小さい!こんなイトトンボがいるんだ!と思ってしまいます。

 

 

モートンイトトンボをさらに小さくしたトンボです。あまりにも小さくて、飛んでいる姿がかわいらしいです。このトンボはコフキヒメと違い、基本的には粉はふかないのですが、希に粉を吹くのもいるとのことです。

 

 

 2008年8月28日撮影

 

 

雌は成熟するにつれ緑色化していきます。さらに腹部は尾部まで黒くなります。眼後紋はきれいな瑠璃色になります。イトトンボの仲間は地味な雌が多いのですが、ヒメイトはきれいですね。

 

 

 2008年8月28日撮影

 

 

 2006年5月20日撮影

 

 

日本一小さいイトトンボは、普通に歩いているとわからないくらい。水辺の草原にひっそりとたたずんでいる。見つけたときは、なんてちいさく可憐なんだろうと。コフキヒメに非常に似ているが、白粉が吹かないのでだいたいわかりますが、肉眼で尾部先端で見分けるには、かなり眼がよくないとわからないくらい小さい。撮影した写真を見て、パソコンで拡大して、おーーっ、これはヒメだ、これはコフキヒメ、という感じで見分けております。観察しているうちに生息場所でヒメとコフキヒメが区別できるようになった。ヒメイトの雌の未熟はアオモン系と違い、より赤に近いです。

(2008.8.28)