【科】イトトンボ科

【属】キイトトンボ属

【和名】ベニイトトンボ
【学名】Ceriagrion nipponicum

 

全身真っ赤なベニイトトンボは、生息地が局地的になり、絶滅危惧種に指定されてます。2012年8月の環境省が発表した第四次レッドリストによると、絶滅危惧U類から準絶滅危惧に1ランク下がりました。生息確認された場所が増えたことが、喜ばしい結果となりましたが、それでもレッドリストに残っているので、まだまだ見守っていかなければなりません。このトンボは、平地の古くからある池などに生息してます。5月下旬から出現し9月ころまで見られます。腹部が真っ黄色のキイトトンボの赤い版みたいに顔はそっくりです。このイトトンボはケルキオンより大きく、ゆっくりと移動します。一つの池でもさほど個体数が多くはないので、縄張り争いとかしている姿はあまり、見たことがありません。突然やぶの中から連結個体が現れ、産卵するシーンに出会います。

 

 

雄の体は全身真っ赤になります。赤い目玉はプチトマトみたいですね〜。個体数が少ないので縄張り争いをしている姿はあまり見たことがなく、棒や葉先などでじーっとしているほうが多いです。

 

 

2013年8月25日撮影

 

 

雌は腹部が若干、赤っぽく(オレンジ色?)なりますが胸の部分は若草色です。雌は薄暗い木陰でひっそりとたたずんいることが多いです。

 

 

2013年8月25日撮影

 

 

交尾は逆ハート型の体勢で行います。赤い交尾隊は魅力を感じますね。

 

 

2010年7月4日撮影

 

 

なんとなくお昼に池へ、ベニイトを確認しに行くといきなりつがいがいた。しかも2組、今年は当たり年か、一組は写真の撮りやすい位置に止まってくれたので、念願かねっていい写真が撮れた。ベニイトはお昼が交尾産卵の時間帯なんだね〜、今度は晴れた昼時を狙いに行こう 。

(2010.7.4)

 

イトトンボの赤トンボ!全身真っ赤になるこのトンボの生息地は希で、毎年出現するかどうか、いつも心配になってしまいます。夏にその姿を見るとほっとしてします。この赤いイトトンボをどのようなシチュエーションで撮影するか、撮影前にいろいろ考えるのですが、相手は生き物、動き回る被写体に考えは通じません。やはりイトトンボは逆ハート型になる交尾のシーンや産卵シーンが非常に絵になると考え、そのチャンスを狙うのですが、ベニイトトンボは暗がりを好むため、交尾シーンの撮影は非常に難しいです。しかもその場面に出くわしてもすぐに交尾を解いてしまい逃げられてしまいます。ようやくその場面を撮影したのですが、ピントもあわす余裕もなく、すぐに逃げられてしまいました。(残念)

(2009.7.4)