【科】モノサシトンボ科

【属】グンバイトンボ属

【和名】アマゴイルリトンボ
【学名】Platycnemis echigoana

 

グンバイトンボ属は他のモノサシと違って小ぶりです。アマゴイはコバルトブルーの複眼がとても印象的、雄の体色は瑠璃色と黒で全体的にブルーのきれいなとんぼです。今まで、長野・新潟・山形・福島の4県にしか生息確認されていなかったのですが、近年青森でも発見された、希少な種です。深い沼や池があるような山地で艇水植物が繁茂するようなところに生息しています。雨乞いという名は新潟県で最初に発見された「雨乞池」にちなんでつけられたそうです。6月下旬から8月下旬ころまで見られます。

 

 

瑠璃色の体色にコバルトブルーの複眼がとってもきれいです。薄暗い池のほとりでひっそりと縄張りを張っています。

 

 

2010年7月11日撮影

 

 

2010年7月11日撮影

 

 

雌は若草色の体色で地味です。尾部がアオイトトンボ科のように太い。水辺から離れた草地に、ひっそりと生息しています。

 

 

2010年7月11日撮影

 

 

産地に行けば見れるのはわかっていたのだが、ずるずると何年もたってしまった。ようやく行けるチャンスができ、早朝4時に起きて産地へ向かう。1度行っているので、そんなに遠くは感じず現地に到着。準備をし早速向かうとすぐに雄が迎えてくれた。それにしても薄暗い藪は蚊がたくさんいて、ピントを合わせている間に4・5匹腕やカメラに止まる。あーっ刺されている腕を振り払うこともせず、根性でシャッターを押す。そして撮影が終わると薬を塗りまくる。このような蚊がうじゃうじゃいるところではスキンガードは全くきかない。それでも気休めに吹き付けるのであるが。モノサシ系のとんぼは比較的おとなしく、三脚をたててゆっくり撮らせてくれるのは非常にありがたい。もう少し粘れば交尾や産卵が見れたかもしれないが、いつもの時間制限がやってきて、次回に持ち越しとなったのである。

(2010.7.11)