【科】エゾトンボ科

【属】トラフトンボ属

【和名】オオトラフトンボ
【学名】Epitheca bimaculata sibirica
 

トラフトンボを一回り大きくしたようなトンボです。トラフトンボは春早くに出てきますが、オオトラフトンボは5月後半頃から出てきます。しかし、このオオトラフは主に寒冷地の湿地や池・沼等に生息し、長野県より北に生息してます。広い池等の一部分を縄張り飛翔し、時折他のトンボにちょっかいを出します。

 

 

雄は開放的な水面の上を、同種の雄とかち合わない範囲で縄張り飛翔をします。トラフトンボと同じように腹部に虎班があるのが特徴です。

 
 

2011年7月9日撮影

 
 

2011年7月9日撮影

 
 

寒冷地の池や沼等に生息しているため、なかなか観察に行けなかったこのトンボ。今年の遠征はこのトンボをメイン観察の目的とし、早くから予定をたてていた。金曜日、仕事を終え帰宅し準備していた荷物を確認し、息子と目的地付近のホテルに向かう。今年は、梅雨入りが早いのに、早く明けるわけでもなく、この時期も不安定な天気が続いている。夜の高速、上信越道に入りしばらくたつと、時折にわか雨が降る。虫の死骸だらけのフロント硝子をきれいに流してくれるほどの強い雨だ。そして目的地のホテルに着いたのは23時30分。遅くなったが、日帰りよりは楽である。早速、近くのコンビニで1本買ってきて息子とプチお疲れさん会を行う。朝6時に起き、まずは雨が降っていないか窓から外を見る。どんより曇り空、雨は降っていない。早めに現地に行き、雨が降る前に撮影を終わらせないとはやる気持ちを抑えながら朝食をいただいていると、少しずつ晴れ間が見えてきた。そして、現地に到着するとじりじりと夏の日差し。暑い、とても寒冷地の高原とは思えない。しかしそんな中、ゆうゆうと飛んでいるオオトラフを発見。初めて見る種に出くわすと、アドレナリンが出まくり、なぜかトイレに行きたくなってしまう。苦手な飛翔撮影ですが、とにかく連写、連写、で150枚近く撮った中の気に入った1枚を載せてみました。池面の葉がパックマンのよう。

(2011.7.9)