コヤマトンボ

  • 【科】ヤマトンボ科
  • 【属】コヤマトンボ属
  • 【和名】コヤマトンボ
  • 【学名】Macromia amphigena

ヤマトンボの仲間は非常によく似ており区別するのが難しい。コヤマトンボは流水域の中流あたりに生息。平地の池などに生息するオオヤマトンボに似ているが、生息環境が違うのと、はっきりした違いがあるので区別ができる。おもに平地の低山地の流水域に生息し、成虫は4月下旬から出現し7月末ころまで見られる。本州・四国・九州・南西諸島の一部に分布している。

オス ♂

コヤマトンボ

2022/6/19 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 135mm 1/1000 F5.6 ISO 200 LrC

コヤマトンボ

2022/6/19 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 70mm 1/1000 F4.5 ISO 200 LrC

コヤマトンボ

2020/6/9 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1000 F2.8 ISO 200 LrC

メス ♀

コヤマトンボ

2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 120mm 1/1000 F5.0 ISO 250 LrC

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観 察 記

2022年6月19日 燃えるコヤマ飛翔撮影

清流のゆるやかな流れにコヤマトンボは現れる。ちょうどこちらに向かってくる時は向かい風。向かい風だと飛ぶ速度が落ちるので飛翔撮影にはもってこいである。しかし、こちらの思いとは裏腹に変幻自在に進路を変えるのである。レンズの動きに反応しているように感じる。置きピンした状態で向こうからやってくるのを待ち構え、ファインダーの中へ飛翔体を入れ連写開始するのだが、カメラの動きとは別に、上か下のどちらかに移動したりUターンしたりする。撮れそうで撮れないくせものである。それを繰り返していくうちにやっと何枚かファインダー内に収まるのだがピントがあっているかは?である。飛翔撮影はこの繰り返しで、根負けしないように撮り続けるしかない。

観察記

2016年6月17日 キイロヤマ目的で

キイロヤマトンボが生息する川へ行くと、コヤマトンボが出迎えてくれる。ゆっくり飛んでいて、飛翔撮影の絶好のチャンス。しかし、本当にへたくそすぎてピントが合わない。結局遠目の写真しかまともなのがなかった。こんな腕でキイロヤマの飛翔なんか撮影できるはずがない。案の定、キイロヤマが飛んできて撮影しようとしたが、高速でやってきて玉砕だった。

観察記

2003年6月1日 清流はトンボの楽園

トンボを観察しに、自然豊かな河川中流域の清流に行く。初夏、河原のせせらぎが気持ちいい中、コヤマトンボのオスが飛んでる。時折、他のオスと出くわすと激しいバトルを始める。普段、近所の池でオオヤマトンボに見慣れているせいか若干小さく感じる。飛翔撮影なんてできない小生は、ネットインして木に止まらせて撮影するしか方法がない。それでも手を離した瞬間逃げられるので、恐る恐る手を離し撮影するのである。河原ではオジロサナエ、ミヤマサナエ、コオニヤンマが羽化し、アオハダトンボやヒガシカワトンボがいて、これからトンボがにぎやかになり、わくわくするシーズンに入る瞬間でもある。

観察記