Biography

管理人:カフェトンボ(蜻蛉学会会員)

1967年、北海道留萌市生まれ旭川育ち、現在は埼玉県民のサラリーマン。おもに関東圏をメインにトンボ観察。未観察種を撮影しに、地方遠征もします。

珈 琲 蜻 蛉

珈琲は好きだが、それほど詳しくない。ただ癒される空間が好きである。古民家を改装してOpenしたカフェにたまに行く。初めて訪れた時、マスターから希望があれば何か書きますよと言われ、トンボをお願いした。最初は困惑されたが、書きやすそうなカワトンボの写真を見せた。そして出てきた珈琲を見て感動した。さすがマスター、それから訪れるたびにトンボを書いてもらっているが、先日ハッチョウトンボをお願いしてしまった。これはかなり厳しいだろうと思いきや、なんと色までついてやってきた。ここまで完成度が高いと飲むのがもったいないね。

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北海道旭川育ち

小さい頃、テレビゲームなどなく、遊びといえば野球や缶蹴り、虫取りなど外で遊ぶことしかなかった。生まれは留萌だが、1歳のときに旭川へ引っ越してきた。近所に春光園があり遊ぶには最高の場所だった。夏になると網をもって春光園の池に行った。目的はオオルリボシヤンマである。この池にはたくさんのオオルリボシヤンマがいた。小学校の先輩から青い網を振るとオオルリは近くまで寄ってくると教えられ、その通りにすると本当にオオルリは近くまでやってくる。そしてネットイン。友達と何匹捕まえるか競争の毎日だった。そして大人になり、帰郷し久しぶりに春光園に行くと、そこはジャブ池公園へと変わってしまっていた。イトトンボやオオルリなど植生豊かな池は跡形もなく、アスファルトで覆われていた。

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2002年、トンボ観察開始

あれから30年がたち、私も子を持つ親となり、最近忘れていた虫採りを子供たちとすることが多くなり、昔の血がかなり騒ぎはじめた。大人になった今、移動手段に車を自由に使え、ほしい情報はインターネットで取り、観察する道具もそこそこいいものを買えるようになり、ビデオカメラやデジタルカメラでその様子を手軽に撮影し残すことができるようになった。息子と娘に、私が経験してきた体験をこの時代にさせたいと思いトンボ観察を始めた。なぜトンボなのか、それはカブトムシやクワガタムシと違って種類が多く、トンボは日本全土に約200種類生息しているので旅行も兼ねられ、種を発見する楽しさ、写真撮影の楽しさ、自然環境に敏感な為、子供の社会勉強にも役立つ昆虫でもあるからだ。おかげで子供たちの自由研究でトンボの環境問題を題材にしたら入選し賞をもらうことができた。写真はトンボ観察最初の記念すべき最初の1枚である。(セスジイトトンボ ♀ )

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カメラについて

トンボ撮影最初の機種は、DCR-TRV30。デジタルカメラ機能があり155万画素、光学ズーム10倍、カールツァイスレンズがきれいにトンボを撮ってくれた。2005年パナソニックFZ30を購入、光学19倍とのことで、遠くの被写体撮影に威力を発揮、ただし三脚必須。仕事で使用しているDIMAGE XGが壊れてしまいIXY800(CANON)に変更。出張時のトンボ撮影に重宝した。2008年夏、防水機能のオリンパス1030SWを購入。水中産卵撮影を目指すが、なかなか撮影できず。いよいよSONYα55を購入しデジイチデビュー。セットで付いてきた18-200のレンズでは物足りず、100mmマクロを同時購入。12年使用し新機種購入を検討。ミラーレスが主流になっている中で、Aマウントフラッグシップ機を購入。SONY最後のAマウント機を購入するという時代に逆光。レンズもG300mmにしたが、装着すると重い。この時代にわざわざ重量クラスに新調してしまった。

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撮影について

イトトンボ類の撮影はほとんどマクロレンズを使用。しかし、撮影はかなり根気がいる。真夏のイトトンボ撮影は熱中症との闘いでもある。以前ヒヌマイトトンボの撮影で3時間も頑張っていたら見事に熱中症になり、体調が回復するまで車で休んだ。さて、大概のトンボは飛んでいる。池を周回しているようなトンボは置きピンで連写を繰り返す。数枚はいい写真が撮れる可能性がある。しかし限られた時間内での飛翔撮影は必ずしもいい写真が撮れるとは限らない。そこでネットインさせて近くの木や草丈に止めて演出撮影をすることもある。実際にそのトンボがそのような止まり方をするのかはわからないが、被写体を撮影するにはその方法もいたしかたない。小生は標本制作しないので、すべてキャッチアンドリリース。ネット使用もトンボを傷つけないように慎重に行っている。

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